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くすの木

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    私が幼少の頃、自宅近く(母方実家)にあるこの”くすの木”の下でよく遊んだものです。初めて自転車に乗れた時もこの”くすの木”の下でした。無邪気だった自分を思い出しながらこのブログを綴っています。

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2011年10月 9日 (日)

危機管理政治について

雑誌(選択)のあるページを抜粋し下記に紹介する。

『現在の巨大文明社会においての危機は、往々にして技術の不具合によって生まれる。

その場合、「事件の裏には、大きな原因があるに違いない」と言う捉え方では、危機の本質は見えない。何故なら、危機の芽はシステムそのものに潜んでいることがほとんどだからである。

また、官僚制(行政側)がリスク管理を行うと、想定内に対象を絞り、それ以外のものは「想定外」としてし切り捨てる恐れがある。

危機の際の政治指導者の最大の任務は、危機の性格とその意味を大づかみに捉え、国民にやさしく解りやすく説明することである。

更に、強いリーダシップの采配、危機管理チーム体制、中央集権、指揮系統の直線統合、事前のマニュアル通りに的確に対処、迅速的なメディア対応等が求められる。

一方で、何もかも中央政府に吸いあげ、介入するのは得策ではない。危機対応は、その現場に最も近いところで行うのが望ましい。

危機の際、その場しのぎで対応グループをつくり責任と権限が不明確になることがあるが、柔軟性と当意即妙こそが危機管理の極意となる。』

これまでの福島原発事故をふり返ると殆どが当てはまるように思え怖いくらいである。

“危機管理”と言う言葉は、震災(3.11)後、政治舞台における大きな柱の一つに躍り出たことは間違いない。

2010年8月26日 (木)

実践的「哲学」入門を読んで(週刊東洋経済)

友人との酒を交えた語り合いで、マイケル・サンデル教授(専攻は政治哲学!?)の1000人位を相手にして、議論を仕切っていく授業の話しが出た。

”ハーバード白熱授業”と題して日本のメディアでも紹介され話題となっている。

たまたま、買って読み始めた同誌にこの特集が組まれていた。

また、サンデル教授の著書である”これからの「正義」の話しをしよう”も異例の売れ行きらしい。(購入して読むつもり)

その授業は、まず例題を投げかけ、法律論には立ち入りせずに、学生達の是非論を許容しながらけして自論を押し付けずに授業を締めくくる。これが人気を集めているというのだ。

自らの勉強不足もたたってこうした情報がどうも気なってしまう。

地方自治に対する自分の存在意義とは何か?自分自身は何者か?政治に対する基本的支柱は何か?似非コンサバティブと言われない為にもそれなりの政治哲学を身につけておきたいと考えている。

ノウハウのがぶ飲みはまったく意味がない。ウィキペティアで検索して、それを鵜呑みにしてしまう人が増えているが、これでは、自分では何も考えない薄ぺらな人間になってしまう。と大前研一氏が語っていた。

インプットは大切で、アウトプットするまでどれだけ醸成させられるかが問題ととらえる。(鵜呑みにならない為に)

更に言えば、現象を追うのではなくその本質(原因)を探る能力を養うことも意識したいと感じた。

2010年7月18日 (日)

日本のグランドデザインを読んで

参議院選挙では私も川口駅デッキ上で応援演説をし支援をしていたが、残念な結果に終わった三橋貴明氏の書いたこの本を遅ればせながら読んだ。

個人的に印象に残ったフレーズを幾つか上げる。

「物事は定義をしたうえで理解せよ、財税破綻の定義は語る人ごとに異なる」、「石油文明から電気文明へ文化フェーズの移行」、「インフラへのメンテナンス産業の拡大で、日本の国土分断を防げ」、「世界初の本格的な大衆知識社会を構築するのは日本」等である。

中でも、電気文明へのフェーズについて、世界第6位を誇る日本の排他的経済水域に埋蔵されているメタンハイドレートを中心として石油以外の資源エネルギーの多様性こそが電気文明の肝になるとの提言には、日本が思ってもみなかった資源国としての可能性すら予感させてくる深い分析であり、驚かずにはいられなかった。

三橋さんは、3年後も国政を目指すとの事なので引き続き支援していきたと思っている。

2010年5月 8日 (土)

三万人のための情報誌「選択」

この本の今月号、巻頭インタビューで「沖縄県民の矛盾の構図」と題したジョージ・R・パッカード氏(米日財団理事長)の記事が掲載されていたので紹介する。

もともと沖縄県民は、矛盾した考えをもっており、基地に反対する一方で、基地がないと経済的にやっていけない現実がある。

沖縄県民の中でも基地があることで経済的に利益を得られる人は、表面では反対を声高に叫びながらも、本音では問題をすぐに終わらせたくない。

長引かせることでより大きな利益が得られるからだ。そうした構図がある以上、事態の収拾は容易ではない。

以上引用である。

また、一部ネットやCSTVでは具体的事例を上げながらこれらを裏付ける内容はいくらでもある。

メディアを見極める力を養う事はとても重要だ。

1005081 写真は、過日のみどりの地球号まつりで議員紹介をしているところ

2009年3月 2日 (月)

読んで良かった「わたしの川口物語」

午後9時20分。本蓮町会の役員会に出席後、帰宅した。

冷蔵庫から冷えた牛乳を一瓶取り出し飲み干してブログに取り掛かる。

さて、過日の永瀬洋治氏の祝賀コンサートの返礼品で「わたしの川口物語」と言う同氏著書の本を昨夜読破した。

本の後半の”戦後から現在へ”と言う章は、同氏のこれまでの半生を通じた川口市の変遷が解りやすく軽妙に描かれていて、大変に参考になった。

また、大野元美歴代市長の功績については、恥ずかしながら認識不足な点が多々あった事に改めて気づかされた。

本市に於いて議員の端くれとして市政を語る際、読んでおいて良かったと思える必読の書に出合った喜びを感じられる一冊であった。

さぁ、明日から3月議会だ。数日前から頭痛があり今日は病院で診察を受け薬を処方され服用した。体調を整え議会に臨まなければ・・・。

2008年7月 6日 (日)

貞観政要を読み始めて

午後10時55分。自宅からBSで「篤姫」を観終えてからこのブログを始める。

2週間前くらいであろうか、商工会議所青年部の例会である講師から「貞観政要」に関する書籍を勧めら数日前から読み始めた。

この本は中国の唐王朝の二代目太宗李世民(りせいみん)にまつわる逸話を呉兢(ごきょう)という史家によってまとめられたものである。

唐の太宗李世民は、中国の長い歴史の中でも屈指の名君と知られていて、24年もの間、重君たちの諫言に耳を傾けながら平和で安定した社会を築いたと言われている。

まだ半分くらいまでしか読んでいないが、その内容は、政治問答を中心に編集されており、リーダー学を学ぶものとしても大変に参考になる一冊である事は間違いない。

今夜は残りページを眠くなるまで読むつもりだ。

2008年6月 4日 (水)

「選択」を読んで

午後9時56分。自宅PCを起動した。最近ブログのヒット数が低迷していたが少し持ち直して来た、やはり出来るだけ正直に市民の関心事についてギリギリの事を書く事がヒット数に反映する。(解っているが・・・)

今日はしばらくぶりに1日OFFだった。(寿命が延びた感じ)

土日も何らかの行事の為に目覚ましをセットしている、ましてや先週の水曜日は朝から人間ドックだったので早起きをした、先々週の水曜日も視察だった、手帳を見たら26日ぶりに時計を気にせず朝を向かえた。(はぁ~贅沢な気分を満喫)

故に、時間があったのでゆっくりと”選択”(三万人のための情報誌)4,5,6月号を読んだ。巻頭インタビューはいつもタイムリーな話題で勉強になる。

また全体の中で、中選挙区制復活(衆議選挙)がまことしやかに論じられている事が気になった。

現在の小選挙区制では短期的成果を上げる事で次の選挙に備えなければならず、有権者と常に身近な距離感で日々の活動を強いられる事は長期的視点に立った本来の政治からはほど遠いとの考えかららしい。

一言で言えば、市議も衆議も同じで良いのか!って事だ、(同感である)

あっ、TVの「ホカベン」が終わった、オバマ(私と同じ年)が勝利宣言?、iPhoneがソフトバンクから販売権利獲得!

4チャンネル、ZEROより。

2008年5月21日 (水)

ストレスにも善玉がある

午後9時10分。自宅からブログを始める。

久しぶりに2日間ブログを更新出来なかった、ブログを書くタイミングをちょっと逃すと途端に億劫になる。(いかん)

さて、今日の午前中、本屋で「ストレスが人を育てる」永関慶重著(医学博士)と言う本に目が止まり、直感的に購入しさっき一気に読んだ。

私にとってストレスは心と体に最も悪いもので、如何にしてストレスを和らげるか、その手法開拓に躍起になっていた。

この本では、ストレスにも善玉があり、人間の場合、なんらかの刺激を受けて「さぁ、やるぞ!」と言う前向きな意欲が湧いている時、体内の免疫力も高まる事が最近の研究で解ってきたとの事。(能動ストレス)

やり手の経営者が、ほとんど大きな病気をしないのは、免疫力が高い証拠だそうだ。

しかし、やりすぎると個人がそれぞれ器をもっているとして、その器にストレスという水が絶え間なく注がれるとオーバーフロー(溢れ出て)しまう、そうするとこれは善玉から悪玉に変ってしまうとの事。(なるほど)

現代社会を生き抜く一つのヒントを得た一冊であった。

追記:会社(不動産)のサボテンがそろそろ花を咲かせそうだ。(写真は咲いてから)

2007年11月28日 (水)

道州制を考える

午後11時25分。自宅のパソコンのキーを叩き始めた。このところ連日夜の予定が入りっぱなしで、夜のウォーキングが出来なかったが今夜は出来た。(明日は雨の予報だし良かった)

さて、さっきたまたま時間調整の目的で本屋に入り2冊の本を購入した。一冊はパワーポイントの解説本、もう一冊は江口克彦氏著の「地域主権型道州制」という本だ。

パワーポイントの本を購入した理由は後日書くとして、道州制の本については、地方議員として最低限の知識と将来を見据えた自らの考えをもっていなければならないと考えたからだ。

道州制について、まだ現実的ではないとの見方もあるが、地域間格差を是正して、人口も平均化し、何よりも日本の借金を減らす為の方策として、道州制はそのやり方によっては最良であり唯一の方法かもしれない。

東京の繁栄はひと、もの、かね、全てが一極集中している事が原因であり、今後、地方の衰退は国がどんな政策を講じても進む一方である事は揺るぎのない事実?

とすれば!

国が、外交、防衛、社会保障(年金)を除いて、その権限を地方政府(単一の州)に移譲する事は、公務員や国会議員が減るばかりでなく、それぞれの地方で地域性にとんだ、時にはドラスティックな政策を打ち出す事でその地方の再生が見えてくるのではないだろうか。

果たして本市は、近隣市との合併による政令都市を目指すべきか、財政的な負担が大きい合併は急がず、道州制への国の本気度を注視しつつ静観すべきか、私には、まだ結論はでていない。

2007年6月23日 (土)

「職業としての政治」を読んで

「職業としての政治」マックス・ウェバー著を読んだ。

この本は、1919年1月にミュンヘンで学生団体の為におこなった公開講演をまとめたものである。

90年以上も前のものであるにも関わらず何ら古さを感じさせない本であり、辛らつで、聞く者読む者に突き刺さるような本質的結論を断定的に投げかけるある意味衝撃さえ感じるものであった。

【印象に残った一説】

「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、硬い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。もしこの世の中で不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成の覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆる歴史上の経験がこれを証明している。」

んっ、なるほど!

”街づくりは100年の計”心の奥底で自らの力(微力)で何を変る事が出来るのであろうかなどと、我が身の未熟さから落胆的な心境に陥ることはしばしばである。

諦めない事こそ、政治家に課せられた使命であり、それを裏支えする内なる強い信念と共感者があれば必ず達成する。

この事を本は教えてくれたように思う。

2007年6月13日 (水)

「とてつもない日本」を読んで

久しぶりの午後7時まで完全OFF。(会社も休み)先週買った本「とてつもない日本」麻生太郎著の読み残しの中の何となくそそる部分を読んでみた。

本を読むと著者のひととなりが解ってくる。流石に安倍政権を受け継ぐ最右翼の政治家だけに、大物の片鱗を感じさせる部分あり庶民派な部分もあり心が引き込まれた。

第5章の”地方は生き返る”を読むと正に地方の集合体が日本そのものであり、市民はもちろんであるが、その街の水先案内人である首長や議員の責任は重大である事も再認識した。

前向きに日本を感じたい方には必読の一冊である。

そして、午後7時より本蓮町会某所での集まりに参加し、その後、自らの市政レポートのポスティングを妻の手伝いを借りて300部くらい行った。

今日は水曜日、TVドラマのバンビーノはチャンスがあれば見るようにしている。(見ているとイタリアンが食べたくなる!)

2007年5月 4日 (金)

「鈍感力」を読んで

渡辺淳一著書の鈍感力を読んだ。読むきっかけは、著者である渡辺氏があるTV番組でこの本について取材を受けたものを見た事であった。(賛同できる話しが多かった)

何故なら自分(板橋智之)は、結構鈍くて(鋭どそうで鈍い:他者評価)、更にはいやな出来事はすぐ忘れる才能があると以前から気づいていたからだ。

例えば、選挙中私は、悪い情報(他候補が強い)は、自選対の緊張感(強化)につながると良い方に考えた。

本書で「鈍い」は「陽的感受性に優れている」と言い換えられると思った。

言わば偶然的、必然的悲運(自分では悲運と感じていない時も多々)を将来的な幸運として受け止められる事が、身も心も結果的に健全でいられる状態である事を理屈ではなく知っている人が鈍感力の優れた人物と言えるのではないだろうか。

議員を心身共に健康で永く続ける秘訣は、ひょっとしたら鈍感力を磨く事なのかもしれない。

2007年1月 4日 (木)

著書「小泉官邸秘録」を読み始めて

小泉内閣で首席総理秘書官を務めていた飯島勲氏が書いた著書「小泉官邸秘録」を読み始めた。

なぜこの本を購入したかと言うと理由は二つある。

一つ目は何の本を買う時もそうであるが、最終ページを見ると、○○年○月○日1版1刷とある、そしてその本自体がそこから何年たった○刷かでその本の売れ方と鮮度が解る事。(この本は、昨年12月8日1版1刷で、同月25日4刷だった)

二つ目は政治に関して、と言うより地方自治に関して選挙を目前にした議員は何を考え何をすべきか、類い稀な政治家いや、類い稀な秘書官の分析と視点からヒントを得たいと直感した事。

まだ、読み始めたばかりでその序章の途中であるが、読み物としても楽しめるし、政治の仕事に関わる端くれとしてインプットすべき点が多々ある一冊のようだ。(すぐに読破しなければ!)

2006年10月18日 (水)

「美しい国へ」を読んで

内閣総理大臣安倍晋三著書、「美しい国へ」平成18年10月10日第8版発行を今日購入、今日一気に読破しました。

安倍総理がまだ若い、人生や政治経験が浅いなどと揶揄される場面をまぁしょうがないかなぁと承認する自分がいましたが、この本を読んでその認識が誤りであった事を認めざるおえないのが率直な今の感想であります。

安倍総理は言わずと知れた、政治一家に生まれ、実父の秘書として、総理になるまでの政治家経験は浅いとしてもそれを埋めるに等しい実体験としての政治を肌身で感じていた事が解ると同時に、地方自治に携わる議員の端くれとして大変に勉強になりました。

明治維新以後の日本の責任政党から見た政治の歴史を復習しつつ、今後の進むべき日本の方向性を解りやすく示したものであり、政治を志す若者にとっては無論の事、国家を論じる者には必読の一冊ではないでしょうか。

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