「鈍感力」を読んで
渡辺淳一著書の鈍感力を読んだ。読むきっかけは、著者である渡辺氏があるTV番組でこの本について取材を受けたものを見た事であった。(賛同できる話しが多かった)
何故なら自分(板橋智之)は、結構鈍くて(鋭どそうで鈍い:他者評価)、更にはいやな出来事はすぐ忘れる才能があると以前から気づいていたからだ。
例えば、選挙中私は、悪い情報(他候補が強い)は、自選対の緊張感(強化)につながると良い方に考えた。
本書で「鈍い」は「陽的感受性に優れている」と言い換えられると思った。
言わば偶然的、必然的悲運(自分では悲運と感じていない時も多々)を将来的な幸運として受け止められる事が、身も心も結果的に健全でいられる状態である事を理屈ではなく知っている人が鈍感力の優れた人物と言えるのではないだろうか。
議員を心身共に健康で永く続ける秘訣は、ひょっとしたら鈍感力を磨く事なのかもしれない。
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