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くすの木

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    私が幼少の頃、自宅近く(母方実家)にあるこの”くすの木”の下でよく遊んだものです。初めて自転車に乗れた時もこの”くすの木”の下でした。無邪気だった自分を思い出しながらこのブログを綴っています。

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2012年4月14日 (土)

マーガレット・サッチャーの映画を観た

20120313164749_04_400_2アリオのムービックス川口でこの映画を観てきた。メリル・ストリープがオスカーを受賞した事も含め題材に対する描き方やこれまで知られていなかった実話等、興味を持っていたので、公開されたら映画館に足を運んで大スクリーンで観ようと以前から決めていた。

歴史にその名を残す偉大な政治家も、現役から離れ加齢という自然のプロセスの前にあっては成す術を失い、更に認知症と言う新たな自己に折り合いを付けながら日々を送る孤独な女の物語である。

映画の中で、過去と現在を行き来する手法が取られていて最初はあれ?と思ったが、編集が上手いので違和感なくだれずに観る事が出来た。

首相にまで上りつめたのだから当然だが、女性でありながら家庭を顧みず仕事に邁進する姿や必要に迫られて様々な犠牲を払い、努力を重ねて道を切り開いてきたことに只々感服する。

一方で政治に身を置く者は、家族の支えなくしては何事も成し得ない。夫や子供が人一倍淋しい思いをしていた事には同情する。(我が身に置き換え…。)

そしてやはり、メリル・ストリープの演技は凄かった。

沸立つ様なエネルギーと繊細さを自在に操って活躍している首相現役時代と調度品に手をやりながら立ち上がり腰を引きかげんで歩く現在の姿を演じ分けながら、内面的な強さと弱さを体現し貫禄の存在感で画面を独占していた。

2012年2月28日 (火)

メリル・ストリープのオスカー

20120227academ27日(日本時間)に開催された「第84回アカデミー賞」授賞式において、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』の主演メリル・ストリープが、自身オスカー3度目の受賞となる主演女優賞を受賞した。

オスカー像に負けぬ輝きを放つゴールドのドレスで堂々の登場を果たした彼女は、「アメリカ中の半分くらいが『また?』と言ってると思いますが、どうでもいいです(笑)」と軽妙な挨拶で沸かせた映像は貫禄そのものだった。

サッチャーは、1979年の選挙でイギリス経済の復活、小さな政府への転換を公約に掲げ、保守党を大勝に導く。

同年、女性初のイギリス首相に就任した。イギリス経済の建て直しを図るべく電話・ガス・空港・航空・水道等の国有企業の民営化や規制緩和、金融システム改革を掲げ、それらを強いリーダーシップで断行。

さらに付加価値税(消費税)を1979年に従来の8%から15%に引き上げる等、多くの実績を残した政治家である。

こうした半生をメリルが如何に演じているか3月16日からの日本公開が楽しみである。

2009年11月 8日 (日)

映画「沈まぬ太陽」を観た

午後2時30分。事務所からブログを始める。

昨日、映画「沈まぬ太陽」を妻は既に観賞済で私一人でMovix川口にネット予約し観てきた。前宣伝を知れば知る程、観なければならないと感じていた作品だった。(3時間22分:途中休憩10分有)

国民航空(モデルは日本航空)社員で同社の労働組合委員長
を務めた主人公、恩地元(実在の日本航空元社員・小倉寛太郎がモデル)が受けた不条理な後進国への海外赴任等を通じて人間の真実が描かれている。

一方で、フラッグ・キャリアの腐敗と、単独機の事故として史上最悪の死者(520人)を出した日航機墜落事故を主題に、人の生命に直結する航空会社の社会倫理をも表現している。

政治家はもちろんの事、実在の人物(一般社員)をそれと判るように批判的に書いているため、映画館での一般放映に至るまで相当な紆余曲折があった事は主演の渡辺謙が記者会見
で流した涙で容易に感じ取れる。

権力の怖さ、人間の弱さとどう向き合うか、アフリカ行って「沈まぬ太陽」を見ながらじっくり考えたくなる大作である。

2009年4月 1日 (水)

映画「おくりびと」を観た

えっ19時、あと2時間あるなぁ、どうする?まぁいいか。大人2人お願いします。「2000円です」 えっ?「毎月1日は大人1000円です」ラッキーだった、得した気分で2時間待つ事が出来た。

観た映画は「おくりびと」

米国のアカデミー賞外国語映画賞を受賞したので観ておかなければと常々思っていたのでちょうど良かった。

人の死に関わる特異な職業としての偏見や、死に立ち会うからこそ味わえる後悔、優しさ更にこの仕事ならではの奥深さがよく表現されていた。

チェロの音色もこの映画を引立たせるのに効果的だったと思う。

また私は、昨年祖母が亡くなった時に納棺師の仕事に立ち会った、祖母の顔がだんだんと眠りから覚めるかの様に錯覚するほどの仕事ぶりに感心した事も思い返す事が出来た。

感受性を豊かにしたい人には映画を観る事を絶対にお薦めする。

2007年9月 5日 (水)

映画「0(ゼロ)からの風」を観た

この映画は、交通事故で突然息子を失った母親が、軽すぎる刑法に立ち向かい法律を変えると言うストーリーだ。

毎日ハンドルを握る私としても普段の運転について、改めて考えさせられたと同時に交通事故の恐ろしさを実感した。

今後、川口駅前のメディアセブンにて、9月22日、23日10時、13時、16時。11月30日11時、14時、18時、に上映される。(1000円)

問い合わせ048-227-7614

(メディアセブン)

http://www.zero-karano-kaze.com

2007年8月18日 (土)

カジノ構想

お盆の最中に映画「オーシャンズ13」を観た。

最新で最先端のセキュリティーを誇る高級ホテルのカジノを舞台にいつものメンバーが繰り広げる痛快金庫破劇だ。

テンポ良し、ノリ良し、笑いもあり、主役?のジョージクルーニ(私と同年46歳)が何とも格好良いいのは気に障った。笑)

この映画を観ててもう一つ思った事は、日本におけるカジノ構想である、先進国でカジノが無いのは日本くらいで、国会議員で組織するカジノ議連もあり、現在、大阪、沖縄、東京等をその候補地としてジワジワと遅まきながら議論を進めている様だ。

一方、世界金融の中心地として香港を抜き去る勢いのシンガポールでは、空港からほど近い海岸沿いを埋立し超大型のカジノが2年先のオープンに向けて建設中らしい。

我国に於いても、観光立国を目指すべく景観も重要だが、海外からの観光客数を増やすには、こうした改革(カジノ)も同時に必要だと私は思う。

2007年1月24日 (水)

映画を両方観た。

今日は、会社が休みで時間が取れたので午前中、MOVIX川口で「硫黄島からの手紙」を遅まきながら観てきた。

折しも、アカデミー賞の4部門にノミネートされたらしく、まだ映画館も混んでいるかと思いきや、平日でもあったせいかすきすきでゆったりと楽しむ事ができた。

昨年暮れに「父親たちの星条旗」を観たので、順番に2部作を観た事になる。

当然の事ながら、同じ場所でロケをして同じ様なカメラアングルがあり、ストーリーでの必然的な関連性も感じられた。(監督が同じ人だからあたりまえ!)

どちらにしても不戦の誓いがテーマである事は間違いないが、「硫黄島からの手紙」の方が登場人物を全般的に勇敢に描かれており、映画を観る日本人としては救いになったと思う。

また、今年の新年会で新藤代議士並びに秘書達が挨拶で100%この話を織り交ぜており、議員としてこれまでこの映画を観ていなかった罪悪感からやっと開放された感じだ。(大袈裟)

話は違うが、夜出席した会議で選挙に向けた決起大会の打ち合わせをおこなった。映画みたいな無謀な戦いにならない為にも、また泥試合にならないよう節度を守った選挙にしていくべく考えていくつもりだ。

2006年6月 3日 (土)

ダ・ヴィンチコード

Pict0042 話題の映画ダ・ヴィンチコードを観てきました。もちろん、MOVIX川口で。普通は長いと感じるのですが、とても短く感じた2時間半でした。

プログラムにも書いてありましたが、まったくのフィクションの中に真実を散りばめて作っている為にリアリティーを感じさせ、物語へ引き込ませる手法はたいしたものです。

歴史認識の浅かった私にとっては、物語の展開と字幕についていくのが、大変でしたがとても楽しめた映画でした。

国によって上映禁止だそうですが、自由の国アメリカならではのこの作品です。その是非については、ご覧頂いた皆さんそれぞれが判断をして下さい。

2006年1月13日 (金)

男たちの大和

自分一人シネコンで、”男たちの大和”を見ました。2時間ちょっとの放映時間で約40分ぐらいが戦闘シーンでした。大和がアメリカ戦闘機にどんどんやられて、沈没するまでのシーンは、見ていて結構辛いものがありました。

涙なくしては見られない映画です。

印象に残ったシーンは、援軍の戦闘機が一基も無く、更に片道分の燃料で出航した大和。

乗組員が「自分達は犬死に行くようなものだ」と言ったところ。

ある上官が「幕末の時、薩長連合が海外から最新の鉄砲や大砲を買入れ旧幕府軍を倒し、新しい時代の幕が開けた!我々が仮に全滅してもそれが、新しい時代の幕開けとなる!決して無駄死にではない!」

言い回しは記憶なので違っているかもしれませんが、こんな意味の事を言っていました。

現代でも同じ事が言えると思います。

自分達の考えを信じて貫く事は、決してそれが達成されなくてもやり抜く事で結果的に新しい違いが生まれてくる。

会社経営や政治にも通じる事だと直感しました。

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