生活保護の在り方
報道によると厚生労働省は、22日、今年6月に生活保護を受けた人数が190万7176人だと発表した。190万人を超えるのは、1955年度以来初めて、経済状況の厳しさから、生活保護を受ける人は今でも毎月増え続けているとの事だ。
1955年と言えば、戦後の混乱期からやっと抜け出しはじめ高度成長時に入るかどうかの頃、明日をも知れぬ生活を送る人達が止むにやまれず保護を受けていた時代であり、今とはその様相も随分と違うようだ。
規定に抵触すれば、生活保護を申請する考え(貰えるものは貰う)に変ってきていると感じずにはいられない。
更に、貧困ビジネスや外国人への生活保護支給等、法律の壁を如何にして超えていくかが今後の課題でもある。
川口市に於いて、生活保護を受けている人数は増え続け、これにかかる市の予算は今年150億円を超えた。
生活保護政策の在り方を根本から考え直す時期に来ている。
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