中国「国営検索エンジン」を発表
今日のサンケイエクスプレスのトップがこの記事だ。都合の悪い言葉はヒットしない。時代錯誤もはなはだしい。
中国は共産党政権への対抗勢力やポルノ等への対策として、国内ユーザーが4億人を超えたネット検閲を強化し情報
統制を加速する狙いがあるようだ。
グーグルが中国本土から撤退するニュースが少し前に流れたと思っていたら次なる手段がこれだった。
中国では社会不安が相変わらず続いていて住民と警察隊が衝突し負傷者をだす暴動じみた事件は後を絶たない。
歴史的に見てもこれだけ急速に民主化が進んでいる中で隔離状態であった国民に湯水の如く世界の情勢やニュースが入り込んでくるのは、政府として押さえた気持も解らないではないが・・・。
メディアリテラシー(情報を判別する能力)を磨く事がこれからのネット社会では不可欠になってくるなどと言った話し以前の問題だ。
我々日本人も中国の例は極端であるが多かれ少なかれこうした事を意識して日々の情報を取捨選択したいものだ、情報に乏しい環境にいると一部のメディア戦略に陥る危険性を常に心に留めておく事が必要だ。
簡単な対策として正しい情報かどうか見極めるには拙速に判断をしない事である。ひとつの事柄を複数の報道機関から見て聞く事だ。
新聞は身近な地方新聞を含め複数紙に目を通し、創り手側の気持(売れればよし、物議を醸す)を考えれば真実は結構見えてくる。
メディアの種類は多ければ多いほど良し、あとは自分の足、その現場に直接行く事に勝るものはない。
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