川口市立市東本郷小学校 32人の入学式
地元小学校で新一年生が32人の1クラスでアットホームな入学式が行われ、出席をしてきた。
私がこの事態(1クラス)を知ったのは数ヶ月前の事。児童数をあと4人増やし何とか2クラスで新年度スタートさせたい思いとは裏腹に今日を向かえる事となった。
児童数が少ないぶん肌理の細かい行届いた教育が出来る一方で、クラス替えが6年間一切出来ない為に様々な部分で競争力に欠けてしまう。
昨今、少子社会が進み右肩上がりで人口が増える事を前提とした試算が大きく崩れたのだ。既に学区や、学校選択制の見直し論議が議員の間では湧きあがっている。
現在、川口市において重要政策として市内公立小中学校の耐震・建替計画が進められているが、その中でも、優先順位を冷静に見ると絶対的に児童・生徒数がそれなりの規模である学校が高くなっている。
将来的に児童、生徒数が少ない学校は正直優先順位が低い。自治体を民間企業に例えれば至って普通の考えだが、これはあくまでの行政であり義務教育とはどうあるべきかとの根本論に行き付く話である。
いずれにしても、身近な学校の児童数が少なくなるのは寂しいものだ。長期的視点に立ってあらゆる可能性を考慮しながら最善の方策を講じるべく地域皆様と知恵を出し合いたいと思っている。
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