村上春樹氏のスピーチに思う
午後11時48分。プリン体99%カットの発泡酒をゴクッといきながら自宅でブログを叩き始める。(記者会見はまずい)
今日のニュースで、村上春樹氏がイスラエルの文学賞エルサレム賞を受賞しその授賞式で記念講演したとの内容が私の目を引いた。
村上さんは、小説を書く時「高くて固い壁とそれにぶつかって壊れる卵」を常に心に留めており、「わたしは、常に卵の側に立つ」と表明。
壁とは「制度」の例えだと説明し「制度は自己増殖してわたしたちを殺すようになったり、わたしたちに他人を冷酷かつ効果的、組織的に殺させる」と警告した。
これに対し、「卵」は壊れやすい殻に包まれたような個々の精神を意味するとし、個性を大切にすることで「制度がわたしたちを利用するのを許してはならない」と語った。
現在、新郷地区で正にこの制度上の問題で高くて固い壁に阻まれている。議員となってこれまでにない最も難しい課題に直面している。
情報量が増えれば増えるほど、壁はより高く、より固いものと考えてしまう。(これが良くない)
しかし、地域の議員として壊れると解っていてもこの卵(地域市民)の側を最大限擁護していかなければならないとの覚悟を、後押しされた様な記事(ニュース)となった。
真の公平とは何か?正直者が報われる社会を我々議員は築いて行かなければならない。
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