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くすの木

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    私が幼少の頃、自宅近く(母方実家)にあるこの”くすの木”の下でよく遊んだものです。初めて自転車に乗れた時もこの”くすの木”の下でした。無邪気だった自分を思い出しながらこのブログを綴っています。

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2006年7月12日 (水)

英語教育

中教審が小学生に英語教育を必修科目にする提言をした事について、いろいろ議論がされていますね。

私は、結論から言うと反対です。

今後、日本が更に世界のあらゆる舞台で活躍する為に、日本人が国際人として英語力を高める事は重要です。しかし、これが優っている事が世界で認められる最大の理由になるのでしょうか?

トルコへ派遣交流に行った際、戦後、日本の驚異的な経済成長の理由を聞かれ言葉に詰まってしまった話(先輩から)、を聞かされました。海外で、日本の事について率直に質問された時、我々大人でも果たしてどれだけ語れるでしょうか?

言葉は、あくまでも頭の中にある内容を伝える手段であります。中身がまだまだ未熟なうちに手段を専攻して教える事が良い事だとは思えません。

たとえわずかな時間でも小学生のうちはまず、日本の事(国語、歴史、文化)について基礎的な事をしっかりと学ばせる方が重要と考えます。

日本に居ながら、帰国子女を増やすような提言に疑問を投げかけざるおえない心境です。

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英語教育を参照しているブログ:

コメント

偶然にこちらのページに辿りつきました。
私は川口市内の某企業に勤務し、子供たちへの英語教育普及に携わっています。

様々な意見があって然るべきだと思いますが、余りにも私どもと隔たりがありコメントせずにいられませんでした。

私は英語が話せません。
しかし、日本の子供たちの語学力向上をライフワークとし毎日会社に通っています。
なぜなら自分の後悔を日本の子供たちに味わってもらいたくないためです。

色々な意味で日本はもはや先進国とは言えなくなってきています。
特に子供たちの学力及び、コミュニケーション能力の低下は目に余るものがあります。

そこまで断言なさる前に、もう少し現状の子供たちに目を向けてあげてください。

浬 紅太郎 様
コメントありがとうございます。

こうした意見の相違も私とって有難いと考えております。

まず!

>日本の子供たちの語学力向上をライフワークとし毎日会社に通っています。
なぜなら自分の後悔を日本の子供たちに味わってもらいたくないためです。

英語が出来ない事の後悔は誰にでもあります。CPAやMBAを取るには英語が子供の内に少しでも身についていたらなぁと私は思いました。(だから持っていません)
英語が出来る事によって、人生の広がりがまるっくり違ってくると私も思います。
小さい内から始める事は良いに決まっています。 同感です。

しかし、だから言って私はもっと日本をしっかり学ぶ事の方が日本人として価値がある事だと考えている訳です。

また!

>、コミュニケーション能力の低下は目に余るものがあります。

これらの対策として英語教育が効果的であるとは認めますが、日本人が母国語以外の言葉でコミュニケーション能力を向上する事が外国に対して誇れる事だとは思えません。

私は日本人として、日本のナショナリズムをもっと植えつける教育が今、必要であると考えます。

現代社会で英語を身につける事が生きていく上で都合が良いのはあたりまえです。
ただ英語が喋れる事で安住してしまう、更にはそれで天狗になり仕事が出来ない外資系OLを腐る程、私は見て来ています。(嫉み的表現)

それよりも、日本の文化をしっかり身につける事の方が最終的には国際社会の中で認められる事を私は体験の中で感じています。

結論的に言えば、日本語、書道、俳句も良いかもしれません。こうした事をしっかりやりつつ、英語教育をやる事については何の異論もありません。

ただ、公立教育で、大事な科目(国、数、理、社)を減らして英語を入れるのは反対です。

『大事な科目(国、数、理、社)を減らして英語を入れるのは反対』
という見解には大賛成です。
その昔、アメリカの大学で学んでいたときに痛切に感じたことが、日本人としてのアイデンティティを確立させることの必要性でした。口先だけの「会話」の能力をいくら伸ばしても、意味がないと思います。
このことは、英語教育のみならず、学校教育全体の議論にもなると思います。英語を増やすことに反対、といった論調から、更に「大切な科目を重視すべき」という積極的な方向へ運動が展開することを切に希望しています。

二宮 裕之様

コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりでです。
まるっきり、反論がありません。
ネットを拝見しました。
ご活躍をご祈念申し上げます。

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