会社法施行について
昨日、FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強会があり、会社法施行に伴う非公開会社の定款変更について受講してきました。
旧商法から新会社法の施行ですから、沢山の変更があるようで、知らなかった為に大変な事にならないよう押さえておく必要がありそうです。
特に、同族会社(役員全部が親族や身内)で非公開会社の場合は、今から将来の事業承継を見据えた親から子への株の移動がとても重要です。
親が100%に近い持株比率ですと、万が一の時、その株が法定相続され、兄弟姉妹や甥姪と分ける事になり、例えば長男(専務)で長きに渡り事業を支えてきた者がその会社の株の過半数を持てない事態になり会社の支配権が揺らいでくる恐れがあるからです。
また、細かい事ですが、定款変更すれば取締役(2年)や監査役(4年)の任期が選任後10年に変える事ができます。親族だけの役員構成とすれば、この事だけでも書き換えておけば2年毎の経費が10年に一度になりコスト的に助かります。
個々の事情が異なりますので、まず、ご自身の会社の定款を探して読んで下さい。会社設立後、一回も読んでいない方も結構おられるでしょう。是非、この機会に!ご相談頂ければアドバイスをさせて頂きます。
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