蓮沼公園の石塔
今年の4月から蓮沼公園南東側の一画に石塔が奉られている事に気づかれましたでしょうか?
現地には、由来の看板がありますがちょっと追加説明すると、講中(こうじゅう)とは、信仰や互助活動の最小単位の組織で、冠婚葬祭や農作業に至るまでをご近所の地縁者で行っていたそうです。
また、古峯山や御嶽山が信仰対象ですから、本来は、講中登山をするべきところです。しかし、今の様に簡単に登山は出来ません。
そこで、昔は石塔をこれに見立て無病息災、五穀豊穣を祈っていたとの事であります。
時代の変遷共に少なくなりましたが、こうした石塔が新郷にも幾つか現存しています。
地域の先人達が精神的なよりどころした石塔を地域文化の一つとして保存していく事は大切な事と思っています。
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