議員定数について
早いもので、来年春には統一地方選挙で市議会議員も選挙となります。したがって、その一年前である3月議会を目前にし、自民党である我会派は、現在の44議員定数をどうすべきか議論をしておりました。
川口市の厳しい財政状況は相変わらずで、民生費が増え続けている事、それに見合った歳入の確保が困難な事、それぞれの部局では枠内方式と言って最初から予算を10%カットされ枠内でその配分をやり繰りしていく方式で本当に苦労をしています。
市長は聖域を設けず今後4年間で150億円の経費削減目標を掲げ市民からお預かりした血税を有効かつ効率的に使うべく取り組んでおります。そうした中、我々議員も痛みを市民と共に分かち合うべきとの判断から、定数削減が主流の意見となり、自民党では4減の定数40で意見が統一されました。
議論の中には、単なる定数削減はかえって民意を市政に伝える事が損なわれると言う意見や、49万都市で定数44は人口同規模都市から比べてもけっして多くなく、かえって少ないぐらいであるなど、反対意見もありました。
でも、今の時代の流れの中では、一般市民(特に支持政党を持たない人)の目は決して甘くはないと思います。であればいっその事、ど派手に10減と言ったところで現実的ではありません。そこで一割減の4!つっこんで考えてもこの数字には説得力のある理論的根拠はありません。
ちなみに法定上限は川口市の場合は46議席です。
4減については、過去の経緯を踏まえ今の時代を肌で感じた我々会派一人一人のセンスと感性が融合した結果であります。
今後は他会派と定数に関して議論していく事となり決着がつくのははっきり言って何時になるか解りませんが、自民党はしっかりとこの件についても実現させる事が民意に応える事と信じて取り組んで参ります。
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