陸前高田市を視察
過日、震災復興について視察する為に同市に伺った。
あの日から3年が過ぎ、様々な分野で復興が進んでいると言っても、直接現地に行くとあまりにも被害の甚大さに衝撃を受け言葉を失う。
説明をして頂いた役所担当者の方からは、全国はもとより海外からも多くの支援を頂いている事に心から感謝をしていると前置きをして、震災から3年が経過し国民からだんだんとその記憶が薄れていく事が心配であるとの趣旨の発言が印象的であった。
また、震災前、同市の一般会計予算が約100億円で推移していたものが、震災後は1000億円を超え約10倍になったらしい。
国費として同市のみならず被災地に巨額な復興予算が投入されている一方で、それでも復興への道のりが如何に険しいかを痛感した。
写真は陸前高田市の震災後、象徴的存在になった一本松と宿泊した夜に撮影した気仙沼市のプレハブで設置された商店街の様子。
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