石原都知事の尖閣購入発言に対する賛否について
東京都の石原知事が尖閣諸島購入構想を明らかにして以降、4日間で約3500件の意見が寄せられ約9割が賛成らしく、現金書留などによる寄付も届いており、賛同の声はさらに広がる勢いだ。
賛成の意見には「政府はあてにできない」や「石原知事にしかできない」「実現を祈っています」といった声が多く、反対は「国がやることを都がやらなくてもいい」「なぜ都民の税金で買わなければならないのか」など。
国から補助金を受けていない唯一の自治体で、しかも石原氏が首長であるからこそこれだけの反響があったのであろう。
しかし、一般国民からの支持は9割あっても近隣自治体首長や都議会の反応は微妙だ。
国益を守る目的は大いに結構だが、寄付があったにせよ自治体予算で購入する事が都民の利益に繋がるのかどうか議論は分かれる。
今後の展開に注視をしていくが、本来であれば国がしっかりと領土問題を捉え対応していたとすれば事態は今とは変わっていた筈だ。
約9割の賛成は、民主政権の弱腰外交に業を煮やしていた国民の思いが上乗せされている事は間違いないだろう。
※写真は編集長ブログから借用(小さな親切運動川口支部総会)
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