がれき受入れで埼玉県が動き出す
神奈川県の黒岩知事が、がれきの広域処理について、国の責任の明確化や経費の負担などを要望した事を受け政府は19日、国に明確な責任があり、必要な経費の負担も行うとしたほか、自治体の処理施設がいっぱいになってしまう場合は新たな処分場の整備に必要な支援も行うと正式な回答文書を渡されたそうだ。
埼玉県でも25日、東日本大震災で発生した岩手県のがれき(木くず)を熊谷、日高、横瀬の県内3カ所のセメント工場で約84トンを焼却する実証試験を地元住民や地元県議、市議ら立会いの下に行った。
結果は、焼却前の木くずの段階での空間放射線量などは、3カ所とも県の受け入れ基準未満だった。
県は各工場の地元住民の理解と、工場が立地する自治体の首長の同意を得た上で、5月中の受け入れを目指しているとの事だ。
がれき処分に関しては、やっと国や自治体が動き出したと言えるが、残念ながら国全体で協力するところまで至っていない。
がれき受入れ自治体一覧マップが下記で掲載されているので参考まで(何故、英語なんだろうか?)
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