学校統廃合で検討委を その先は?
川口市は26日、少子化などのために全学年が1学級になり、全児童数が100人を下回った小学校は、学校、PTA、地域関係者、市教委による「統廃合検討委員会」を設置し、学校の統廃合を検討する、とする「小中学校適正規模・適正配置基本方針」を発表した。
中学校は全学級数が4以下、全校生徒数が100人程度を下回った場合が統廃合検討委員会設置の対象とした。
基本方針では、児童生徒数のレベルが一定のライン(小学校200人、中学校300人)を下回った場合に、まず学校、PTA、地域関係者、市教委による「学校活性化会議」を設置し、生徒数の確保や、学校の魅力をアップする活動など具体的方法を検討し実施するとし、いきなり「統廃合検討委員会」設置へ進まないようにするらしい。
川口市では、平成24年度に芝東小校が芝中央小に統合される他、芝園中学校が平成25年春の閉校へ向けて話し合いが進んでいるとの事だ。
思い起こせば、我々が小学生の頃は、人口が右肩上がりで増えていて教室が足りなくプレバブ校舎が何処の小学校でもあった。1000人を越える学校が普通にあった時代だ。
今となっては考えられない。一気に統廃合に進まず、丁寧に事を運ぶのは結構であるが、残された施設の再利用はどうするのか?
学校施設の耐震化計画との整合性はとれていると思うが・・・。
その先の課題についても議論をしなければならない。
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