市教育委員会へ答申
これまで、「川口市立高等学校在り方審議会」で議論を重ねてきた答申がこの程まとまった。
私は、市立川口高等学校の卒業生で現在は同窓会長も務めており、この審議会には当初複雑な思いを拭い去れないまま出席をしていた。
なぜなら、我母校を廃合対象とする事は自分の育った生家を取り壊される事と同等の感覚があったからだ。
感情で論じてはならないと自らの立場を切り離し客観的視点から会議に臨もうと心構えをしていた。
やがて審議が深まるにつれ、公立高校を県ではなく基礎自治体で設置する事の意義やこれまでの歴史を踏まえた地域ニーズを吸収し市民の理解を得られる為には何が必要か、少しづつ観えてきた思いがある。
現実論として3校を1校にするには素朴な疑問が幾つも頭を過る。どこに新しい学校を設置するのか?新高校が開校するまで既存高校の運営はどうなるのか? 部活はどうなるのか?
こうした疑問に対する情報提供を市内小中学校に丁寧にこなってもらる様に市教委にはお願いをするつもりだ。
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