政治判断の重み
施設が老朽化している築地市場の豊洲地区への移転問題で、東京都の石原慎太郎知事は22日の定例会見で、「議会の議論を踏まえて豊洲移転を進めていくことを決断した」と述べ、都議会最大会派の民主などが土壌汚染を理由に反対していた用地購入のための移転関連予算1281億円の執行を表明した。
石原都知事は、これから難しいかじ取りを迫られるが、案の定、いつもの強気と自信を見せているらしい。
首長の日々は、決断の連続である。軽微な専決事項からこうした歴史に残る大きな政治判断も下さなければならない時がある。
我々、地方議員も程度の大小は別として同じ事が言える。地域の将来を左右する事項について、時の在職議員としてイエスかノーか考えを表明しなければならない時が同じくある。
「議員さんはどう思ってんだい?どう考える?」度々言われる言葉だ。
内容にもよるが聞かれているうちは議員として認めてもらっている証拠だ。
常に(途切れる事もある)問題意識をもって物事を見ているつもりの未熟な自分である。
コメント