実践的「哲学」入門を読んで(週刊東洋経済)
友人との酒を交えた語り合いで、マイケル・サンデル教授(専攻は政治哲学!?)の1000人位を相手にして、議論を仕切っていく授業の話しが出た。
”ハーバード白熱授業”と題して日本のメディアでも紹介され話題となっている。
たまたま、買って読み始めた同誌にこの特集が組まれていた。
また、サンデル教授の著書である”これからの「正義」の話しをしよう”も異例の売れ行きらしい。(購入して読むつもり)
その授業は、まず例題を投げかけ、法律論には立ち入りせずに、学生達の是非論を許容しながらけして自論を押し付けずに授業を締めくくる。これが人気を集めているというのだ。
自らの勉強不足もたたってこうした情報がどうも気なってしまう。
地方自治に対する自分の存在意義とは何か?自分自身は何者か?政治に対する基本的支柱は何か?似非コンサバティブと言われない為にもそれなりの政治哲学を身につけておきたいと考えている。
ノウハウのがぶ飲みはまったく意味がない。ウィキペティアで検索して、それを鵜呑みにしてしまう人が増えているが、これでは、自分では何も考えない薄ぺらな人間になってしまう。と大前研一氏が語っていた。
インプットは大切で、アウトプットするまでどれだけ醸成させられるかが問題ととらえる。(鵜呑みにならない為に)
更に言えば、現象を追うのではなくその本質(原因)を探る能力を養うことも意識したいと感じた。
25日「政務調査費」の件で投稿日次がずれたが一言と言いたい。
貴職は同費をほぼ適切に使用していると推察するが、国・地方を含め議員の同費に対する認識はいまだに第二歳費の感が強く、まさに血税を使用しているとの認識が希薄である。原資が血税であり1円たりとも使用明細は整理し、経費使用に対し結果・成果はどの程度得られたかの記録がなければならない。血税を使うに際して行動理念はPDCAサイクルを基本に経費使用を期待する。
更なる政務費改革は納税者の期する処で市議会議員の評価基準の重要なポイントでもあり、貴職の行動に期待します。
投稿: 鈴木保 | 2010年8月27日 (金) 11時18分