八ツ場ダムを廻って
深夜、暖かい花入りジャスミン仙桃茶をマグカップですすりながらPC画面に向かう。
今日は、ほぼ完全OFF、ゆったりと外山滋比古著「思考の整理学」を読んだり、手に汗しながらレンタルでDVD「レッドクリフⅡ」をミニノートで最後まで観切った。
劇場用映画を観終わると贅沢な気分になるのは私だけだろうか?PC画面の小ささを除けば数百円の投下資本でここまで楽しめるのはなかなか無い。
さて、新政権になって身近な懸案として八ツ場ダムの工事中止を廻っての論議が白熱している。
これは埼玉県にも大いに関係している。これまで関係自治体として多額の資金を投入しているし、何と言っても半世紀に渡って進めてきた大プロジェクトである。
この件について私は、地元民の生活を第一に考える事が何よりも優先されるべきだと考える。国の設定した意見交換会を地元民が参加しない方針を決定したとの報道がさっき報じられていた。
中止ありきでは、意見交換会も執行行政のアリバイに利用されるだけだとの見解らしい。
もし、私が地元民だとしたらこの方針に賛成したと思う。
この件は、民主党の目玉マニフェストだけに前原大臣も今後、難しい舵取りを迫られる事になる。
レッドクリフⅡ、後半の大事な場面で軍師が自然の風を読む印象的な場面がある。そして大義を貫く時(好機)は突如としてやってくる、その一瞬を逃さず突き進めるかどうかだ。
政治にも相通じることしかり。
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