広域行政懇談会研修会
今日は午後2時から、川口駅前のフレンディアで、川口市議会・広域行政懇談会総会と研修会が開催された。
総会はスムーズに終わりすぐに研修会に移行した。研修会の内容は、東京大学名誉教授 大森彌(おおもりわる)氏による「変化の中の地方自治」と題した講演だった。
現在論議されている道州制よりも、地域性を活かした広域連携の仕組みを強化する事が重要であるとの考えには賛同する部分が多かった。
また、議会のあり方についても話しは及び、議会基本条例の制定や議員自らマスタープランに参画する事を奨励する事、今後、税源を含め国から様々な権限が地方に降りてきた時の議員責務はどんどん増していくとの意見についても反論の余地はなかった。
一方、欧米の地方議員は、専業者が少なく報酬も低い、人望があり見識の広い地域の顔役が一部の時間を使って議員を務めているらしい。
日本の場合は、どっちつかずの制度になっているとの認識が私にはある。その法的枠組みを改革し事情に即したものにしてく事も今後の課題ではないだろうか。
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