公共交通の姿(in秋田セミナー)
6日、秋田市で行われたセミナー(地域公共交通の活性化及び再生に関する法律)に宇田川議員と共に参加してきた。
これは、本年10月1日より施工されたほやほやの法律であり、秋田市では、国内第1号の地域公共交通法定協議会を設置してそのキックオフセミナーとして開催されたものであった。
基調講演、基調報告、パネルディスカッションと3時間に渡ってのセミナーでとても勉強になった。
川口市でも、残された交通不便地域に新たな軌道交通(LRT)を目指していろいろ訴えてきたが、全国的に見れば公共交通を取巻く環境(公共交通からマイカーへシフト・交通事業者の大半が赤字・公共交通サービスの低下等)は殆どが悪化しており、これらを再生するには悪条件を断ち切る為の打開策が必要である事がよく理解出来た。
今日まで、どちらかと言えば民間事業者に任せてきた公共交通を、単なる”足の確保”ではなく、”まちづくり”であると位置付けてしっかりと分析し、議論した上で長期ビジョンを決めて責任をもって各当事者(協議会参加者である自治体・事業者・道路管理者・住民等)が進めていく、これが新しい姿ではないだろうか?
これを後押しするのがこの法律であると感じた。
この(LRT)は確か板橋先生の公約の中に便利な町という項目がありましたが,LRТって何だろうと思う人のために、詳しく教えて頂きたいのです、舎人終点のモノレールは着想から完成まで時間はかかりましたが、実現しました実行に移す人がいなければ絵に描いたもちです。新郷の為にも10年かかろうが30年かかろうがぜひとも前向きに検討お願いいたします
投稿: 榛松ばぁび~ | 2007年11月 8日 (木) 10時15分
榛松ばぁび~ 様
コメントありがとうございます。
LRTは、(ライト・レール・トランジット)の略で、日本語としては、低床式路面電車と一般的に称されております。
路面電車と言うと、王子から出ているちんちん電車を想像する方もおられますが、現在では、高性能で低床式(地面から30センチ以下の床高)、電気で走りますので環境に優しい、道路上にレールを設置するだけで、走れますので、地下鉄の5分の1、モノレールの3分の1の資金で出来ます。
これを、私案としては、川口駅と草加駅を結んだ東西交通として、位置づけ都市計画に盛り込んでもらえるようにするのが構想です。
しかし、それこそ何十年もかかる話でありますので、それまでの間に出来る事、やらなければならない事を皆で決める。
これが、大事だと私は考えておりますし、その為にリーダーシップを発揮していく覚悟であります。
是非、貴殿のご協力もお願いします。
投稿: くすの木 | 2007年11月 8日 (木) 11時51分