市道路線の認定
今日は、常任委員会が開催され、私は、所属である建設委員会に出席をしました。
その中で毎議会、市道路線の認定議案が幾つか上程されます。そもそも、市道路線の認定とは、民間開発業者が自ら、土地を仕入れ建売住宅を売るべく、行政指導の下、道路を築造してそれを市に寄付採納するケースがその殆どであります。
これには、将来における問題点が潜んでいます。
その理由として、まず市道認定の大半が区画整理のされていない地域である事。区画整理の予定がたってない地域だと、いつの間にか民間開発が進んでしまい将来の基盤整備がやりずらくなってしまう事が指摘されています。一番気になるのが、道路や宅地内を問わず雨水の浸透場所が減っていく事、生活排水の流末処理も問題です。
最近の異常気象で、毎時100ミリを超える集中豪雨が川口でも記録される昨今です。あの、新郷多目的遊水地でさえ、毎時50ミリを想定して造られています。
区画整理の未整備地域では、新しい家が増えれば増えるほど、治水に不安を残す結果となります。
道路認定や開発許可など、今後は、将来を見据えた更なる条例改定の議論が必要と考えます。
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