県南都市問題協議会
今日、フレンディアに於いて同総会・研修会が開催され出席をした。
この会の目的は、川口市、蕨市、戸田市に共通する広域的な政治及び行政の課題について研究・協議し魅力ある都市の建設を目指す事にあり、それぞれ3市の市議会議員で組織されている。
現在、地方分権研究部会、都市計画・交通問題研究部会、環境問題研究部会の3種類の部会に分かれ活動している。
総会では、無事に全ての協議事項が承認された。
その後の研修会では、メディア出演や著書も多い防災エキスパート山村武彦氏による「巨大災害に備える、地域の実践的防災・危機管理」と題した講演だった。
危機管理とは究極のリアリズム(現実主義)、マニュアルを知ったうえで応用力がその場で発揮出来るかが問題。
認知心理のバイアス(思い込み、偏見、先入観)の説明で、「凍りつき症候群」とっさの時に何も出来ない。「集団同調性バイアス」他力本願。「経験の逆機能」経験から臨機応変に対応できない。
「安全性は立体的に」耐震化は建物の躯体だけで設備(照明、スプリンクラー、吊り天井)等の対策を考える。
近助の精神で向こう三軒両隣の「防災隣組」(安否確認チーム)を結成する事を勧めておられた。
映像を交えながらの講演はとても興味を引くもので一瞬たりとも睡魔が襲う事なく最後までしっかりと聞けた。
コメント