皇室制度に関するヒヤリング
報道によると、政府は10日、首相官邸で皇室制度に関する3回目の有識者ヒアリングを行った。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏が招かれ、皇族女子が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」創設に反対する考えを示した。
反対理由として「一般民間人との結婚を前提とした女性宮家創設は、皇室の本質を根本から変える女系天皇につながりかねない」と指摘。
「男系男子による皇統維持」を求めた。女性宮家創設と皇位継承問題を切り離すとする野田政権の姿勢についても、「(二つの問題は)表裏一体だ」と疑問を呈した。
また、女性皇族が結婚して皇籍離脱した後も、民間人として皇室活動に参加してもらうため、「内親王」などの称号を付与することを提起した。
更に、膨大な皇室の公務に対して、天皇の最重要のお役目は私的行為とされている祭祀であるので、それ以外の国事行為や象徴行為を含めた公務の再定義の必要性に言及していた。
我が国の2600年以上の歴史の中で男系・女子天皇はいても全てにおいて男系男子に継承されており女系・女子天皇は有史以来存在していない。
具体的に説明すると、天皇陛下の長女の黒田清子さんは男系女子であるが、そのお子様は女系男子であり女系女子となる。謂わば、民間人を父に持つ子が皇位に就く場合を女系天皇と言う。
前回までの有識者ヒヤリングで田原総一郎氏等「女性宮家」創設に賛成の意見もあるやに聞くが、これまでの長い伝統を考えれば男系男子のお血筋で皇統をつないでいく事が当然であり理解に苦しむ。
櫻井よしこ氏の考えがまさしく保守本流を貫くものでありその全てにおいて賛同する。詳しくは下記をご参照頂きたい。
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