川口市社会福祉保健審議会
本日、同審議会が開催され委員として出席をした。
行政側から提示された資料の説明では、平成23(2011)年の65歳以上は、全国で人口比23.3%で川口市は18.8%となっている。
これが、平成27(2015)年になると、65歳以上は、全国で人口比26.8%で川口市でも21.5%となり全国平均からはゆるやかだが、4年後には本市でも5人に1人がデータ上では65歳以上となる。
また、65歳以上の高齢者の半分以上はひとり暮らしか夫婦のみ世帯である事も解った。
元気な高齢者であれば良いのだが、平成23年度でも特別養護老人ホームが市内16施設で定員1580床でり待機者数(空待ち人数)が796人おられる。
この5年間を見ても施設数を増やし定員は倍近くになっているのだが待機者数は常に600人以上である。
こうした事実を踏まえ、本市では「高齢者一人ひとりが、住み慣れた地域で、いかなる心身の状態にあっても尊厳を保ち、安心して幸福に暮らせる地域社会を構築する」との基本理念を掲げ、今後の高齢者福祉と介護保険事業の計画を策定するべく鋭意作業を進めている。
国政同様に財源を含め厳しい現実に直面しながら出来得る限りの策を講じていくしかない。
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