メダンハイドレードの掘削
報道によると政府は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内である愛知県渥美半島の南方沖70~80キロ・メートルの海底で、2月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めた。
次世代のエネルギー源として期待されるメタンハイドレートの海底掘削を本格的に実施するのは世界で初めて。政府は来年には実際に採掘し、ガスを生産する試験を行う予定だ。
今回掘削を行う周辺海域には、日本の天然ガス消費量の十数年分と見込まれる約1兆立方メートルのメタンハイドレートが埋蔵されているとみられる「東部南海トラフ海域」があり、掘削試験の対象地点として有望だと判断した。との事。
メダンハイドレードとは、メタンガスと水が結晶化した氷状の物質。深海底や永久凍土層のような低温高圧の地中に分布しており、1立方メートルあたり160~170立方メートルのメタンガスを含んでいる。普段は固体の状態となっているうえ、不安定で気化しやすいため、採掘が難しい。
こうした天然ガスやレアメタル等の採掘資源が、日本の排他的水域に相当量存在している事が以前から解ってはいたが採掘技術が追いつかず今日に至っていた。
今回の試掘が、近い将来に日本が資源国となり得る道しるべとなる事を祈ってやまない。
更に詳しくは新藤代議士ホームページへ
http://www.shindo.gr.jp/2007/05/post-31.php
※写真は、今月の新郷新聞 春夏秋冬 筆者は私!
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