開運の根付
写真は、日光御成り道沿いで歴史を誇る薬林寺ご住職から祈願入りとして数日前に頂戴した根付である。
干支を模った何とも愛くるしい透明の開運竜はさっそく携帯電話に下げる事とした。
ご住職が以前おっしゃっていたが、根付を若い世代の人は携帯ストラップとひと目見て言うらしく、これは根付と言うんですよと説明をするらしい。
そこで、調べてみると、一般的にはポケットのなかった江戸時代において、印籠や巾着、煙草入れなどの提げ物(さげもの)を腰の帯にさげて携帯するため、紐の先に結わえて使用する滑り止めとして作られ、装飾美術品の域にまで発達した、日本独自の小さな細密彫刻の事と言われている。
携帯電話のストラップのキャラクター人形は、江戸時代に起源を発したこの根付から来ているとされていた。
今年の秋は、この開運根付と共に日光社参行列に参加しようと考えている。
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