安行花植木まつり&大盆栽展
10月8日~10日の今日まで、川口市緑化センター/道の駅「川口・あんぎょう」で同イベントが開催された。
植木、苗木、鉢物、草花の展示販売、花・植木のオークションは、もとより特設会場では所狭しと丹精込めた盆栽が数多く展示されていた。
盆栽は、日本独特の美的感覚の象徴の一つと言っていい。
そのルーツは、奈良時代の『万葉集』で、小さなハギの花を詠んだ歌が多く登場することからだと言われているらしく、歴史の中で、狭い空間で観賞するという盆栽ならではの表現技法が少しづつ醸成され現在の芸術的領域までに到達したと考えられている。
凝縮するというのは、単に小さいだけではなく、大きく広い世界を小さいものであらわすということで、盆栽を「小宇宙」と例えることがあるもの何となくうなずける。
こうした、日本の誇れる伝統文化が脈々と受け継がれ、身近に触れることの出来るのも川口の魅力ではないだろうか。
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