生活保護が最多140万世帯に
今年9月時点で生活保護を受けている世帯が140万840世帯になった事を今日の日経で報じていた。(厚労省のまとめ)
報道によると、昨年12月に130万世帯を超えてから1年間を待たずに10万世帯増えた事になる。バブル期1992年の約59万世帯を底に増え続け現在に至っている。
受給者も、このままのペースで増え続ければ年明けには200万人を超える可能性があると言う。
以前このブログでも書いたが、川口市においても生活保護受給者は年々増え続け、最も財政を圧迫するのが民生費の中の扶助費である事は間違いない。
憲法第25条、すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
憲法で最低限の生活を保障しているが、生活保護を受けている人が、受けていない人に居酒屋で酒をふるまう様な社会が決していい筈がない。
憲法改正は先の議論とするが、まずは、生活扶助費についての制度設計を早急に再検討する事が必要と考える。
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