防衛白書について
平成22年度版「防衛白書」が10日に閣議で了承された。中国の海洋活動の活発化は懸念事項と明記。米軍普天間基地の移設問題では、代替地は沖縄県内とせざるを得ないとし、北朝鮮は、東アジア全域の安全保障にとって重大な不安定要因とした。
政府は当初、この白書を7月末に閣議了承する予定であったが、韓国が不法占拠を続ける竹島の記述に韓国側が反発する事に配慮し1ヶ月以上遅らせたらしい。
自民政権時代から弱腰外交と揶揄されているが、民主政権になり、更に、その度合いは加速している様に思える。
同盟国アメリカからも冷遇を受ける兆しを感じずにはいられない。
官僚を蔑ろにするかのような政治主導と言う御旗の下にその能力が危ぶまれているにも関わらず現政権はいつまで迷走を続けるのだろうか。
こうした事を考えている一方で、本市の9月議会で、ある党から、「非核3原則の法制化を求める意見書」が提案された。きっぱり言う、これは、国是でいい。
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