川口市立高等学校在り方審議会の視察
平成15年4月に横須賀市立3校(横須賀高校、商業高校、工業高校)を統合して開校した、横須賀市立横須賀総合高等学校を審議会メンバーと共に視察してきた。
横須賀市と川口市は、その歴史的経緯は別として人口や財政規模が近い事、3校を1校にした事など状況が似ている事から選定された。
今回の視察で一番気になったのは、現職の教職員の処遇である。
仮に鳩ケ谷市と川口市が合併した時と同じで職員のリストラを勝手に出来ないのだ。職員の活躍の場を作る為に総合高校として生まれ変わったとも言われても果たして反論が出来るであろうか。
普通高校3校であれば普通高校として生まれ変わる事は容易だが、商業、工業を統合すれば、その教科を専門とする教師を最終的には引き続き採用せざる負えないのだ。
こうした事も認識した上で、将来を見据え本市における高校の在り方を考えていかなければならない。
更に慎重に多面的な観点から議論を尽くし審議会で方向性を示して行ければと考えている。
最後に校内を見学したが、ハード面(校舎、グラウンド等)については素晴らしいの一言であった事を付け加える。
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