新藤代議士の政経セミナー
今日は、夕刻より新藤義孝衆議院議員の政経セミナーが平河町の海運クラブで行われた。
セミナーの内容は、竹中平蔵氏による「日本経済のめざす道」と題した講演だった。
約1時間に渡り世界的視野からの持論を立て板に水のごとく喋り倒していた。問題提起、結論、根拠、湯水漏らさぬ説得力は流石だ、故に微塵も睡魔は襲ってこなかった。
この竹中氏と小泉元総理を諸悪の権化と揶揄する評論もあるが、この講演が勉強にならずして何が勉強と言えるほど凄かった事は確かだ。
その後は、同会場で何時もながらのパーティーが和やかに開かれた。我々議員の紹介時に、市議補選の候補予定者である杉本かよ氏も登壇して一言挨拶した。(初のお披露目だった)
明日から特別委員会の視察で福島、山形、米沢に行く、それぞれ先進的取り組みについて勉強してくる。
日本経済がバブル克服できたのは、竹中氏の根本にある思想「新自由主義」だと考えられるので方針は正しかったと思う。
が、行き過ぎた「新自由主義(+金融工学)」の成れの果てが今のアメリカ。彼の理論はどこまで通用するのか・・・(格差拡大が目的であれば正解である)。
いまだ富裕層を優遇する新自由主義政策を推し進める自民党は目を覚ますとき。
内需をおろそかにしてきたツケが現状であることを認識したほうがよい。
「無敵の人」を作り出す世の中になってはいけない。
投稿: ねこ | 2009年4月15日 (水) 07時34分
いまは竹中路線は危険です。
>諸悪の根源?=中途半端に辞めちゃったからです。無責任です。その尻拭いをいま皆さんがやっているじゃないですか?いい加減に目を覚ましてください。なんでも鵜呑みにしたら駄目なんですよ。
投稿: だまされちゃった? | 2009年4月15日 (水) 07時46分
二つのコメントに返信です。
竹中氏の考えが今の日本に最適な方法である事に賛同したかの様な表現に誤解を招いた事に我が身の文章力の無さを感じます。
竹中氏に関してのコメントがこれら以外でもあり、その反響に驚いています。
諸悪の化身の方が分かりやすかったかなぁ。
批判的コメントに鵜呑みが多い事も分かりました。
副島隆彦氏のブログも気になって読んでいる私です。
世の中は、振り子のようなものです。どちらかに傾きが大きければ逆にも振れる。
いろんな意見があっていいんだと思います。
投稿: くすの木 | 2009年4月15日 (水) 17時50分