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くすの木

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    私が幼少の頃、自宅近く(母方実家)にあるこの”くすの木”の下でよく遊んだものです。初めて自転車に乗れた時もこの”くすの木”の下でした。無邪気だった自分を思い出しながらこのブログを綴っています。

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2009年1月30日 (金)

新春初笑い大会

外は雨、温かい伊藤園のほうじ茶を飲みながらこのブログを書き始める。現在、午後5時46分。

今日は、午後1時より新郷地区長寿クラブ連合会の主催する「新春初笑い大会」が新郷公民館で開催され開会式に出席した。

私は挨拶の中で、現在、パブリックコメントを受け付けている「川口高齢者福祉計画・介護保険事業計画・第4期(平成21年度~23年度)骨子案について触れた。

特に基本理念になっている言葉で”高齢者一人一人が住み慣れた地域でいかなる心身の状態であっても尊厳を保ち安心して幸福に暮らせる地域社会を構築する”これを例にあげ、言葉としてはとても良い表現であるが、細部に渡って骨子案を検証した場合にその内容が現状に則しているか?高齢者ニーズに合致しているかどうか?皆様のご意見を伺いたいと付け加えた。

話は変わるが、数日前に五木寛之「人間の覚悟」と言う本を購入し読み始めた。

経済、絆、国が壊れていく、そして覚悟をきめる時がきた。覚悟とはあきらめる事ではなく「明らかに究める」と言う事。何事にも頼る事なく自分と向き合って生き抜いていく事。

考えて見ると、終戦の焼け野原を経験した者が感じたであろう絶望感や悲壮感、そこから今日まで一歩一歩前向きに生き抜いてきた人達が今日の新春初笑い大会の出席者の方々である。

時代はめぐり、形は違えど今又、経済や国の変革期に差し掛かっている事を私達はどれだけ深く受け止めているのだろうか。

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