国歌・国旗をめぐる東京地裁判決について
今月21日に下した、国歌斉唱や国旗掲揚についての東京地裁の判断には、大きな反響が沸き興っています。
裁判官は、現在の状況として、戦争中の軍事的思想の精神的支柱としていた歴史的事実があり、現在でも、国民の価値中位的なものになっていないとの事。したがって、校長が教員に職務命令としたり、懲戒処分とする事は、裁量権を超える行為との考えのようです。
私は、この様な判断をせざるおえなかった裁判官に同情します。元来、懲戒処分をする事までしなければならないとすれば、隠れキリスタンの絵踏みと近い話しです。校長が職務命令とするこれは日本人として当然です。でも、後は個人で判断される事であり、それを見ている生徒がそれぞれに感じて自分自身を確立していくものと考えます。
ただ、成人した日本人として、国旗に向かって国歌を斉唱する事が出来ない人は、その事を日本人以外にどう説明するのでしょうか?ナショナリズムの観点から見るときっと不思議がられる事だと思います。
近隣諸国で反日運動の中、国旗が焼かれるのを見てこのような方々は、私達と同じ怒りを感じていないとすれば、一体それは何でしょうか?
このような事が裁判案件にならない日本を皆さんで目指したいものであります。
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