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くすの木

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    私が幼少の頃、自宅近く(母方実家)にあるこの”くすの木”の下でよく遊んだものです。初めて自転車に乗れた時もこの”くすの木”の下でした。無邪気だった自分を思い出しながらこのブログを綴っています。

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2006年1月20日 (金)

戦略的危機管理

昨日、戦略的危機管理についての講演を聞いてきました。

明るい兆しが見えつつもまだまだ続いている経済不況、また、企業や官僚の不祥事などから、危機管理と言う言葉がマスコミでも一般的に使われるようになりました。

そもそも、危機管理とは、国家、社会、企業、団体、家庭、個人が事件や事故などの異常事態の発生を予防する為の「心構えと準備(リスクマネージメント)」、そしてそのような事態が発生した時、損害・被害を最小限に抑える為の対応措置(クライシスマネージメント)と定義されているようです。

講演者によると、最近の日本人は危機管理意識が欠如しているとの指摘で、その文化的背景は平和、平等主義や楽観主義、これらがひいては運命論でかたづけたり、臭いものには蓋、自己防衛意識の欠如につながっているとの事でありました。

この危機意識を高める方策としては、まず教育が大事であり、死に対する心構えの教育が必要とうったえておられました。これには正に同感であります。

例えば、自分の祖母や祖父が亡くなった時、自分の子供達になきがらに触れる事をさせているでしょうか。これは正に身近の死と言うもの感じ取る重要なことだと思います。

また、人口呼吸や心肺蘇生(AED)の指導も必要でしょう。凄惨な現場の状況の写真報道など映像の放映に接することにより自然と危機に対する心構えが形成さえてきます。

幼児期から「逆境に強い性格」の子供を育てる事が大切であるとの事でありました。

これからの日本があらゆる意味で生き残っていく為には、こうした教育も重要になってくると痛感しました。

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