復興予算約36億円の交付を受けたとの報道について
川口市の戸塚環境センター改修工事に対して、震災前の平成22年度に国から承認を受け、対象事業費の2分の1が交付される予定であったが、震災が発生し交付金が削減されたため、交付金の復活を要望していた。
こうした中、県を通じて、国から諸条件が整えば、災害廃棄物の受け入れが可能と考えられる処理施設の整備事業に対する復興枠交付金の方針が示されたため、復興には災害廃棄物の広域処理は不可欠なものと考え、改修工事完了後の平成25年4月以降に、諸条件が整えば、川口市としても災害廃棄物を受け入れたいと回答したところ、平成24年3月に復興枠から削減された部分の約36億円が交付されたものである。
その後、平成24年7月に、広域的な調整を担う埼玉県から、災害廃棄物推計量の見直し結果などを踏まえ、災害廃棄物の広域処理について、当面調整を見合わせるとの通知がありこれを受けて、川口市においても現在は受入れの検討を見合わせている状況。
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